目指す姿
当事業所にてお預かりするお子様を誰一人取り残すことなくヒーローにします
ヒーローを直訳すると、物語の主人公と出てきます
一人ひとりが人生という物語の主人公です
それぞれのお子様が理想の人生を生きて、自分が納得できる未来をつかみ取ることができるようにサポートをしていく事業所として存在し続けます
そのためには、感情や欲によって生まれる仮の自分に打ち勝ち、心の奥底にある良心や真・美を求める本当の自分を見失わないことが必要です
そこで生まれた夢に向かって、希望の燈火が消えることなく突き進むこどもを生みだし続けます

ヴィジョン
(どんな未来を実現したいのか?)
親バカで溢れる社会を創造することで
夢に向かって根拠のない自信で突き進む
こどもを産み出していく
ミッション
(何のために存在しているのか?)
こどもにとって心理的安全性が育まれた
承認空間を提供する仲間
【第二の家族】を増やし続ける

親バカとは
こどもが夢に向かって根拠のない自信で突き進むためには、自己肯定感が高い状態でいることが最重要項目です
そのためには、両親が親バカであること
親バカとは、我が子を誰の前でも賞賛し、唯一無二の存在として愛しぬく親のことです
つまり、心のヒーローが親バカを生みだすことで、心の拠り所を家族内に構築します
さらに、自己肯定感が高い状態でいるために、心理的安全性が育まれた承認空間を提供します

心理的安全性とは
よくある心理的安全性の誤解

心理的安全性が高い環境とは?

心理的安全性が保たれた状態

こどもの自己肯定感によってマネジメントを使い分ける

承認空間とは
承認空間とは、決して否定されることのない、安心安全な空間のことです
今までにできなかったことに挑戦するとき、人間は必ず不安と恐れを抱きます
何に対して不安を感じているのか…
何に対して恐れを感じているのか…
その不安と恐れの根本には
何があるのか…
それは、【否定されること】です
だからこそ、一切の否定がない空間でしか人は変われません
それは特に、年齢を重ねた大人であればあるほど、強い不安と恐れを感じます
なぜなら、恐れと不安の根本は、過去の体験から作り上げられるからです
産まれたばかりの赤ん坊は否定されるという想像を持つことができません
だからこそ、自分の中に沸き起こった感情を一切ブレーキをかけずに表現することができます
そして、今までにできなかったこと…
例えば、ハイハイすること、立ち上がること、言葉をしゃべること
そんな今までにできなかったチャレンジをなぜ何度も繰り返すことができるのか
それは、否定されるという概念がないからなんです
でも人は成長すると「否定される」という恐れと不安を抱きます
そしてそれは全て、過去の体験によって作り上げられるんです
つまり、大人になればなるほど、社会的な経験を積めば積むほど、その恐怖は大きく育っていきます
だから大人は、こども達のようにチャレンジしたり、失敗したり、変わりたいと本心で思いながらも
行動を変えることができないんです
自分が作り出した囲いの中で苦しんでいるんです
でも、心のヒーローでは、いっさいの否定が生まれない承認空間があります
そのことによって、すべての人がチャレンジを楽しんだり、失敗を楽しんだり、他人を労って自分を受け入れることができるんです
まるで赤ちゃんの時、つまり生まれた時と同じような空間をみんなが味わうことができる
だからそれぞれが感情や欲によって生まれる仮の自分に打ち勝ち、心の奥底にある良心や真・美を求める本当の自分本来の姿に変わることができる
そして理想の人生を生きて、自分が納得できる未来をつかみ取ることができるんです

心の拠り所とは
心の拠り所とは、支えてくれるものや頼みとするところ、生きる力の元となるものを指します
心の拠り所をたくさん持っておくと、レジリエンス力といって立ち直る力を発揮できると言われています
心の拠り所が一つだと、無くなったり機能しなくなったときに、心の負担が軽くならなくなってしまいます
夢に向かって突き進んでいるときに、必ず邪魔をしてくる悪役が現れます
あなたやお子様が悪役に否定されて、バカにされることで傷ついて諦めそうになっているときに、、、
どこの誰が何と言ってきても、
責めてきても、
否定してきても、
たった一人でも最後まで信じて応援する存在
それが心の拠り所です

心の拠り所の意味
•どんな時でもぶれずに自分を持っているように感じさせてくれるもの
•心が疲れたり折れたとき救ってくれるもの
•生きる力の元と言えるようなもの
•生き甲斐、生きる意味、心の支え、精神的支柱といった存在のこと
そんな心の拠り所【第二の家族】がたくさんいる居場所が【心のヒーロー】です
心のヒーローで過ごしていると…
- 自分のすべてを
信じぬいてくれる仲間 - どんな自分でも
受け入れてくれる仲間 - ありのままの自分でいられる仲間
参加者同士が、そのような仲間【第二の家族】になっていきます
その【第二の家族】と共に、
- 相手が悩んでいたら、
手を差し伸べる - 共に協力して、目標を達成する
- 一生懸命に頑張って、応援しあう
このような体験を繰り返すことで、心がつながり、絆を深めていく
心の拠り所である【第二の家族】のように多くの依存先があることで心の土台が安定し、自立して挑戦できるようになるんです
どのように理想を実現するのか?
脳科学と心理学に基づいたアプローチ方法を用いて、お子様はもちろん保護者様を全力でサポートします
脳の三位一体論(3つの脳の特徴)
衝動的な感情を司る情動脳を育てることで、自己肯定感を育みます

潜在意識の構成要素
インナーチャイルドという、幼少期の体験や感情を正しく書き替えることで、自己肯定感を育みます

脳科学と心理学を掛け合わせた療育
自分らしくいるために、心の奥底にある本当の願い(価値観や志)を思い出し、感じる機会を提供することで、自己肯定感を育みます

具体的には、このようなフロー状態の人財が育つ
- 失敗を恐れずに勇気を出して挑戦する
- 失敗しても立ち直るレジリエンス力を発揮する
- 成功するまで続けてやりぬく継続力を発揮する
- できなかったことができるようになるという成功体験を積む
- 目標の達成感を味わい尽くした人財が育つ
つまり、、、
お金を稼ぐことができて、
人から愛される存在

心のヒーローで身につく力

心のヒーローでは、 自己肯定感が圧倒的に高まる教育を提供しています
子育ては、自己肯定感で10割決まる
9割の人が知らない本当の自己肯定感の高める方法を知りたくないですか?
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自己肯定感

自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定し、尊重する感覚です
自分自身を価値ある存在として認め、肯定的に捉えることで、物事を前向きに進むための原動力となります
自己肯定感が高いメリット
•人からの評価を必要以上に気にしたり、誰かと比べたりすることにとらわれない
•失敗を恐れずにチャレンジできる
•自分の可能性をさらに広げていくことができる
•どんな時も幸せを感じやすい
•自分の置かれた環境や能力などにかかわらず自分を受け入れ、自信を持つことができる
•自分のことが好きで自分には価値があると思えているので、ものごとに積極的に取り組むことができる

自己肯定感が低いとどうなるか?
自己肯定感を構成する各要素が低下したり否定的に捉えられるようになります
そのことによって、生活や社会、人間関係、コミュニケーションにおいて生きづらさや精神的な悩みが生じることになります
自己肯定感が低下する原因
自己肯定感が低下する原因は多岐にわたり、個人の内的要因や外的要因が複雑に絡み合っているのです
これらの要因は単独で影響を及ぼすこともありますが、複数の要因が組み合わさることで自己肯定感の低下を引き起こしています
内的要因
- 心理的トラウマ
過去の虐待、暴力、いじめ、事故などのトラウマ体験が自己肯定感の低下を引き起こすことがあります - 精神的な健康問題
うつ病、不安障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの精神疾患が自己肯定感を歪めることがあります - パーソナリティ特性
過度に自己批判的な性格や完璧主義傾向が、自己肯定感の低下に繋がることがあります - 認知の歪み
自己否定的な思考パターン(例:全か無か思考、過剰な一般化、自己貶め)が自己肯定感を悪化させることがあります
外的要因
- 家庭環境
子供時代の家庭環境が不安定だったり、親からの愛情や支持が不足していたりすることが、自己肯定感の低下に影響します - 社会的なプレッシャー
学校や職場、社会全体からの過剰な期待やプレッシャーが自己肯定感を低下させることがあります - 人間関係の問題
友人関係や恋愛関係、職場の同僚との関係がうまくいかない場合、それが自己肯定感に悪影響を与えることがあります - 社会的孤立
孤独感や社会的孤立感が強まることで、自己肯定感が低下することがあります - 文化的要因
社会や文化が提供する価値観や基準が高すぎる場合、個人がそれに適応しようとして自己肯定感が歪むことがあります
生物学的要因
- 遺伝的要因
精神的健康やパーソナリティ特性に影響を与える遺伝的要因が、自己肯定感に関与することがあります - 脳の機能障害
神経科学的な視点から、脳の特定の部分の機能不全が自己肯定感に影響を与えることがあります
生活環境の変化
- 重大なライフイベント
離婚、失業、重大な病気や事故などのライフイベントが自己肯定感に深刻な影響を及ぼすことがあります - 経済的な困難
経済的な不安や困難が、自己肯定感に悪影響を与えることがあります

自己肯定感が低下する具体的な内容
幼少期における養育者の影響は、こどもの心理的発達やスキーマの形成において、とても重要です
スキーマとは、こどもが経験を通じて形成する認知的な枠組みや信念・価値観・志のことです
養育者が提供する愛情・支持・一貫したケアは、こどもの自己肯定感や対人関係や世界観に深く関与しています
さらに、それらに対して長期的な影響を与えます
スキーマ療法や認知行動療法などの心理療法では、これらのスキーマを再評価し、修正することが目指されます
この内容を取り入れて創造されたプログラムが、心のお掃除です

幼少期における養育者の影響は非常に大きく、こどもの心理的発達や人格形成に深く関わります
- 愛着形成
幼少期の愛着形成は、養育者との関係に大きく依存します
安定した愛着が形成されると、こどもは安全で愛されていると感じ、自尊感情が育まれます
一方、不安定な愛着は、不安や恐れ、自尊感情の低下を引き起こすことがあります - 基本的な自己信頼感
発達心理学者エリク・エリクソンの発達理論によると、幼少期における自己信頼感の形成は、養育者の一貫した応答性やケアに依存しています
基本的な自己信頼感が形成されることで、こどもは他者を信頼し、自分も信頼に値する存在と感じるようになります - 社会的スキルと自己受容感
養育者が提供するフィードバックやサポートは、こどもの社会的スキルや自己受容感に直接影響を与えます
肯定的なフィードバックや支持的な環境は、自己受容感を高める一方、否定的なフィードバックや批判的な環境は、自己受容感を低下させる可能性があります - 価値観と行動のモデル
養育者はこどもにとって最初のモデルであり、養育者の価値観や行動はこどもに大きな影響を与えます
養育者の行動や態度が、こどもの行動や価値観の形成と長期的な人格形成に影響を与えます
養育者の影響は、次のような形でスキーマの形成に関与します
スキーマとは、こどもが経験を通じて形成する認知的な枠組みや信念・価値観・志のことです
- 自己スキーマ
自己スキーマは、自分自身に対する信念や思い込みの認知的枠組みです
養育者から受ける肯定的なメッセージや同意は、ポジティブな自己スキーマを形成するのに対し、否定的なメッセージや批判はネガティブな自己スキーマを形成する可能性があります - 対人スキーマ
対人スキーマは、他者や人間関係に対する信念や思い込みの認知的枠組みです
養育者との関係が安心安全で支持的であれば、他者に対する信頼感やポジティブな信念が形成されやすくなります
逆に、関係が不安定であれば、不信感やネガティブな信念が形成されることがあります - 世界観スキーマ
世界観スキーマは、世界全体に対する信念や思い込みの認知的枠組みです
養育者が提供する環境や経験は、こどもが世界をどのように理解し、どのように対処するかに影響を与えます
ポジティブな環境は、安全で予測可能な世界観を育むのに対し、ネガティブな環境は、危険で不確実な世界観を形成する可能性があります

自己肯定感が低下することで起こる二次障害
愛着障害
愛着障害が自己肯定感に与える影響は大きいです
ただ、安全で信頼できる人間関係を築くことで、自己肯定感を高めることができます
また、自分の感情や思考を受け入れる力を養うことや、自己肯定感を向上させる適切なサポートや治療を受けることで、改善が可能です
愛着障害がある場合、自己肯定感にどのような影響を及ぼすかを以下に表します
自己肯定感 | 自己肯定感への影響 |
不安定な自尊感情 | 愛着障害を持つこどもは、自尊感情が不安定で一貫性がないことが多くなります 自尊感情は、自分には価値があると思う感覚のことです 自尊感情が不安定だと、自分の存在そのものに対する根本的な評価が安定しません これは、幼少期に養育者から一貫した愛情やサポートを受けられなかったことが影響しています |
低い自己受容感 | 愛着障害を持つこどもは、自己受容感が低いことが多くなります 自己受容感は、ありのままの自分を認める感覚のことです 自己受容感が低いと、自分の長所や短所を含めて自己を受け入れること、特に欠点や弱点を受け入れることが難しくなります これは、幼少期に養育者からの肯定的なフィードバックが不足していることが影響しています |
自己効力感の欠如 | 愛着障害を持つこどもは、自己効力感が欠如していることが多くなります 自己効力感は、自分にはできると思える感覚のことです 自己効力感が欠如していると、自分が目標を達成できるという信念を持つことができません これは、幼少期に養育者からの適切なサポートや成功体験が不足することが影響しています |
自己信頼感の不足 | 愛着障害を持つこどもは、自己信頼感が不足していることが多くなります 自己信頼感は、自分を信じられる感覚のことです 自己信頼感が不足していると、自分には外界をコントロールする力があるという自信を持つことができません さらに、自己表現が苦手であることが多くなります それは、他者に対する信頼が欠如しているため、自分の感情や考えを表現することが難しいからです これは、幼少期に養育者から否定的な評価や拒絶を経験したことが影響しています |
欠損した自己決定感 | 愛着障害を持つこどもは、自己決定感が欠損していることが多くなります 自己決定感は、自分で決定できるという感覚のことです 自己決定感が欠損していると、【自分の意志で物事を決めている】、【行動をコントロールしている】と認識することができません これは、幼少期に養育者から意思決定をする際に選択肢を奪われて支配されてきたことが影響しています |
自己有用感の欠落 | 愛着障害を持つこどもは、自己有用感が欠落していることが多くなります 自己有用感は、自分は何かの役に立っているという感覚のことです 自己有用感が欠落していると、自分が他者に【必要とされている】、【貢献している】と認識することができません これは、幼少期に養育者から感謝される体験が乏しいことが影響しています |

愛着障害には主に次のタイプがあります
それぞれが自己肯定感にどのように影響を与えるか示します
愛着障害のタイプ | 自己肯定感への影響 |
回避型愛着 | 他者との親密な関係を避け、自分の感情やニーズを抑圧する傾向があります このタイプは、自己受容感や自己決定感が低くなることが多くなります |
不安型愛着 | 他者からの承認や愛情を過度に求める傾向があります このタイプは、自己効力感や自己信頼感が低くなりやすくなります |
混乱型(無秩序型)愛着 | 一貫した愛着行動が見られず、他者との関係に対して混乱や恐怖を感じる傾向があります このタイプは、自尊感情が極めて不安定であることが多くなります |

パーソナリティ障害
パーソナリティ障害と自己肯定感は深い関連性があります
パーソナリティ障害は、長期にわたる思考・行動・感情のパターンが著しく偏っています
そのため、自己認識や他者認識に影響を与えてしまい、自己肯定感に大きな影響を及ぼします
- 自己認識の歪み
パーソナリティ障害の多くは、自己認識が歪んでいることが特徴です
自己評価が過度に高いまたは低い、自己理解が浅い、自己受容が困難などの問題が見られます - 他者認識の歪み
自己認識の問題は、他者認識にも影響を及ぼします
他者を過度に理想化したり、逆に過度に批判的に捉えたりすることにつながります - 感情調節の困難
感情の起伏が激しく、自己理解や自己受容が難しい場合があります
これが人間関係や社会的な適応に影響を及ぼします
パーソナリティ障害の各タイプが、どのように自己認識に影響を与えるかを具体的に示します
パーソナリティのタイプDとは、心理学で「タイプD気質」とも呼ばれ、否定的な感情や考えを抱きやすい傾向がある気質を指します
パーソナリティのタイプD | 自己認識の問題 | 自己認識への影響 |
境界性PD | 自己認識の不安定性 | 自己概念や自己イメージが不安定であり、自己評価が頻繁に変わる |
感情調節の困難 | 強い感情の変動があり、自己受容が困難 | |
衝動的な行動 | 自己効力感が低く、自分の行動に対するコントロールが難しい | |
自己愛性PD | 過度の自己評価 | 自己評価が過度に高く、他者からの承認や称賛を求める |
共感の欠如 | 他者の感情やニーズを理解する能力が低く、自己中心的な行動を取る | |
過剰な自己重要感 | 自分が特別であると感じ、特別扱いを求める | |
回避性PD | 低い自己評価 | 自己評価が低く、自己効力感が欠如している |
社会的な回避 | 他者からの拒絶を恐れ、社会的な状況を避ける | |
過度の自己批判 | 自己理解が浅く、自分に対して過度に批判的である | |
反社会性PD | 自己中心的な行動 | 他者の権利や感情を無視し、自分の利益を優先する |
共感の欠如 | 他者への共感が欠如しており、自己理解が浅い | |
責任感の欠如 | 自己効力感は高いが、道徳的な判断や責任感が欠如している |

認知バイアスや心理的防衛機制への影響
自己肯定感は、認知のバイアスや心理的防衛機制と深く関係しています
認知バイアスとは、人間が意思決定をするときに、先入観や経験則、直感などに頼って非合理的な判断をしてしまう心理傾向のことです
心理的防衛機制とは、不安や葛藤、苦痛などから自分を守るために働く心の働きです
心理学用語で「defense mechanism」とも呼ばれます
心理的防衛機制は、困難に打ち勝ち生きていくために大切な役割を果たしています
しかし、特定の防衛機制が常習的に用いられると、病的な症状やパーソナリティ障害的な傾向となってしまいます
すると、様々な不適応状態として表面化することになります
認知バイアスや心理的防衛機制は、自己肯定感を保護し、維持するために働きます
ところが、同時に過度に作用すると、現実との乖離や自己認識の歪みを引き起こすことがあります
したがって、自己肯定感を向上させるためには、これらの認知バイアスや心理的防衛機制を意識し、バランスを取ることが重要です
これらの要素は、自己をどのように理解し、評価し、表現するかに影響を与えるため、それぞれの関連性を見てみます
認知バイアスは、情報処理の過程で生じる系統的な偏りや誤りです
自己肯定感に影響を与える代表的なバイアスを示します
- 自己奉仕バイアス(Self-serving bias)
成功は自分の能力や努力の結果とし、失敗は外的要因のせいにする傾向があります
これにより、自尊感情や自己効力感が高められています - 確証バイアス(Confirmation bias)
自分の信念や期待を支持する情報を優先的に探し、矛盾する情報を無視する傾向です
これにより、自己受容感や自己信頼感が固定化されています - 自己一致バイアス(Self-consistency bias)
自分の行動や信念が一貫していると感じたいという欲求から、自分の行動や考え方を一致させる傾向です
これにより、自己決定感や自己有用感が影響を受けています
心理的防衛機制は、無意識のうちに心の安定を保つためのメカニズムです
自己肯定感に影響を与える代表的な防衛機制を示します
- 否認(Denial)
不快な現実や感情を無意識に抑圧することで、自己受容感や自己信頼感に影響を与えます - 合理化(Rationalization)
受け入れがたい状況や失敗を合理的に説明し、自己有用感を保つための防衛機制です - 投影(Projection)
自分の望ましくない感情や特性を他人が持っていると思い込むことで、自尊感情の一貫性を保ちます - 置き換え(Displacement)
本来の対象から別の対象に感情を移すことで、自己受容感に影響を与えます - 昇華(Sublimation)
不適切な衝動や感情を社会的に受け入れられる形で表現することで、自己効力感や自己決定感の深い部分に影響を与えます

以上のことから、自己肯定感を育むためには、幼少期の体験が大きなカギを握っているのです
この時期に心理的安全性の育まれた承認空間で過ごすことが、いかに重要であるかをご理解いただけたでしょうか?
・お母さんお父さんご自身が、幼少期に体験した未処理の感情を癒やし、潜在意識を書き替えること
・お子様に対して心理的安全性の育まれた承認空間を提供すること
この2つが、お子様の自己肯定感を圧倒的に高める秘訣なのです

非認知能力

「非認知能力」とは、IQや学力などとは異なり、社会で豊かにたくましく生きる力といわれているものです
世界の幼児教育の現場で、非認知能力は今とても注目を集めています
非認知能力の中でも、挨拶・礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力などの 5つの力が身につきます
このように、知能検査や学力検査では測定できない、人の心や社会性に関係する能力です
物事に対する姿勢や取り組み方、他者との関係の構築など、日常生活や社会活動において重視される【社会と関わり、生きていくために役立つ力】です
非認知能力は、幼児期から大きく発達し、学童期・思春期に伸びていきます
また、非認知能力の差は受験勉強やビジネスにも関係性があるとされており、将来にわたる人格形成に影響します
園や学校の先生をはじめ、お子様がいるご家庭のママやパパにも注目され始めている能力で、非認知能力を高める教育への関心度が高まっています

人に喜んでもらう特技を身につけた専門家
あなたのお子様を心のヒーローと一緒に
そのように育てませんか?